2012年12月21日 (金)

マツダの新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」が日本燃焼学会の技術賞を受賞


 マツダは日本の燃焼研究で最も権威のある日本燃焼学会より、マツダ独自の新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」の低圧縮比ディーゼルエンジン燃焼技術の開発において、平成24年度日本燃焼学会技術賞を受賞した。この賞は、燃焼応用技術の研究・開発に顕著な功績を残した個人またはグループに贈呈される。
今回の受賞は、前年度の「高圧縮比ガソリンエンジンの燃焼技術の開発」での受賞に続く、マツダとして2年連続での受賞となる。

受賞対象:「低圧縮比クリーンディーゼルエンジンの燃焼技術の開発」

受賞者

  • 志茂 大輔 マツダ株式会社 エンジン性能開発部
  • 金 尚奎   マツダ株式会社 パワートレイン技術開発部
  • 中井 英二 マツダ株式会社 エンジン性能開発部
  • 寺沢 保幸 マツダ株式会社 パワートレイン技術開発部

 「SKYACTIV-D」は圧縮比を量産ディーゼルエンジンとして世界一(*1)低い14.0にすることで、燃料である軽油と空気をムラなく混合し、NOx(窒素酸化物)やPM(粒子状物質)の抑制と高い熱効率を両立する理想的な燃焼を追求した。これにより高価なNOx後処理装置なしでポスト新長期排出ガス規制をクリアし、低価格でのクリーンディーゼルエンジン車の提供を実現した。同エンジンはCX-5や新型アテンザに搭載されている。

 今回の受賞では、吸気行程で高温の排出ガスの一部を燃焼室に取り込む可変バルブリフト機構や、緻密な燃料噴射制御が可能なマルチホールピエゾインジェクターの採用により、軽油と空気の燃えやすい混合状態を作り出すことで、低圧縮比ディーゼルエンジンの課題である低温時の始動性や燃焼安定性を確保したことが高く評価された。また、予混合型(PCI/Premixed Compression Ignition)燃焼技術(*2)やエッグシェイプ燃焼室技術(*3)などにより混合状態を理想に近づけ、クリーンな燃焼を実現したことも評価された。

*1 2012年11月時点(マツダ調べ)
*2 燃料噴射方法の工夫などにより、あらかじめ燃料と空気を十分に混合した後、適切に圧縮着火させる技術
*3 ピストン上面のくぼみを卵型にすることで空気の強い流れを作り、空気と燃料の混合を促進する技術

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