2011年6月29日 (水)

今年もル・マン24時間レースではディーゼル・エンジンのマシンが優勝!


 仏ルマン市で世界三大レースの1つ、ル・マン24時間レースが6月11日、12日(現地時間)に決勝レースが開催され、ディーゼル・エンジンを搭載する#2 Audi Sport Team Joestが総合優勝、また総合2位~5位をディーゼル・エンジン搭載車が占める結果となった。 これによって、ディーゼル・エンジン搭載車は、初勝利をあげた2006年のAudi R10 TDI以来6年連続の優勝を達成した。 また、一発のスピードが求められる予選でもポールポジションから7位までをディーゼル・エンジン搭載車が独占しており、スピードと耐久性、ロングディスタンスの走行でその優位性を今年も示すことになった。

【予選】

 現地時間8日にフリープラクティスと予選が行われた。ディーゼル・エンジン搭載車で参戦するアウディ及びプジョーの各ワークスチームは3台体制で挑んでいる。
昨年までとはエンジンに関する規定が変わったため、アウディ、プジョーともに5.5リッターディーゼルエンジンから3.7リッターディーゼルエンジンに変更、それに伴いアウディはV10からV6シングルターボディーゼルへ、プジョーはV12からV8ツインターボディーゼルへ変更して参戦している。
ディーゼル・エンジン搭載車はフリープラクティスから好調で、前半はプライベートチームが走らせた昨年型のPeugeot 908 HDi FAPがトップタイムを、最終的にはアウディワークスチームの#1 Audi Sport Team Joestがトップタイムを出した。

 予選1回目はプジョーワークスチームの#8 Peugeot Sport Total、予選2回目はアウディワークスチームの#2 Audi Sport Team Joestがそれぞれトップタイムを出した。 また、アウディ、プジョーのワークス各3台のほか、昨年型Peugeot 908 HDi FAPを走らせるプライベートチームの#10 Team Oreca Matmutが予選総合7位に入りディーゼル・エンジン搭載車で総合7位までをディーゼル・エンジン搭載車で占める結果となった。

【決勝】

優勝したAudi R18 TDI
優勝したAudi R18 TDI

 現地時間11日15時、24時間に渡るレースが開始された。序盤からフロントポジションスタートのアウディ勢がトップを走りプジョーが追撃するという展開が続いた。 1時間後にアウディ・ワークスチームの#3 Audi Sport North Americaが周回遅れのマシンとの接触によりリタイヤしてしまったものの、ディーゼル・エンジン搭載車のアウディワークスチームの2台、プジョーワークスチームの3台及びプライベートチームの1台は淡々とレースを続ける。 レース開始から8時間後、予選1回目でトップだったアウディワークスチームの#1 Audi Sport Team Joestがクラッシュによりリタイアしてしまう。 この時点でのトップはアウディワークスチーム唯一となってしまった#2 Audi Sport Team Joest、以下プジョーワークス勢が追いかける展開となっており、ディーゼル・エンジン搭載車が上位を占める展開となっていた。

2位~4位を占めたPeugeot 908 HDi FAP
2位~4位を占めたPeugeot 908 HDi FAP

 夜明けを過ぎてもトップを#2が走行、2位にプジョーワークスチームの#9 Team Peugeot Totalが追う展開となっていた。 レースが終盤に差し掛かり各車最後のピットインを済ませた時にはトップの#2と2位の#9の差はわずかに20秒ほどにまで迫っていたものの、#2が逃げ切り総合優勝を果たした。 また、総合2位~4位までをプジョーワークスチーム、総合5位にプライベートチームの#10 Team Oreca Matmutが入りディーゼル・エンジン搭載車が総合5位までを独占する結果となった。

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